安部総理が、10月1日に、2014年4月から消費税を8%へと増税することを発表した。経済対策もどんどん行っていくと言っているが、各企業では増税対策に追われている。
JR西日本、阪急電車、阪神電車、近鉄、京阪電車、南海電車の関西私鉄5社では、増税分を運賃に転嫁することを決定した。
運賃が上がるのは、来年2014年4月から。
さらに、値上げ幅は、8%ではなく、10円刻みで行うとのこと。1円刻みでの値上げはしない。四捨五入の結果8%を超える場合もありうるとか。
これから国土交通省の指針に基づいて、改定する運賃を決め、申請する予定。鉄道の運賃は国交省の認可が必要。
国交省に運賃が認められれば、その運賃に決定する。
8%を超える分については、四捨五入の結果、「四捨」になる場合もあって、全体としてみれば公平になるからだとか。
公平になったかどうかは改定後の運賃を計算してみればすぐにわかる話だ。
また、JR東日本では、券売機では10円刻みの値上げだが、SuicaといったICカード利用時には1円刻みにする予定。
関西でICカード利用時に1円刻みにしないのは、関西では利用者が東日本に比べて少ないからと説明しているが、要するに、その少ない利用者を切る方針を取ったということ。
東日本に比べて西日本は利用者に優しくないのではないか。
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