メリーズが中国で大人気
紙おむつの中でも特に人気のあるのが、花王のメリーズ。
なぜなのだろうか?
1中国では今、新生児が年間1300万人生まれるベビーブーム。
2中国製の紙おむつは赤ちゃんのお尻がかぶれる
という二つの理由から安全安心の日本製紙おむつが人気なのだとか。
そういえば、街のドラッグストアやドンキホーテで中国人が紙おむつを大量に購入している姿を筆者も目撃したことがある。あんなにたくさん買ってどうやって運ぶのだろうというくらい購入している人もいた。
しかし、理由はそれだけではないようだ。
日本のメリーズは大体1200円くらい。
今現在中国のタオバオというECサイトでメリーズの値段を確認してみると、2500円から3000円くらい。
ebayでの値段は6000円から9000円とありえない値段が付いているのだ。
そのため、転売目的でメリーズを買い占める人たちが出現している。
転売益が出ることが日本のメリーズを中国で売ることに拍車をかけているようなのだ。
それで困るのが日本でメリーズを必要としている人たち。
転売目的で業者が大量購入するものだから、日本のスーパーやドラッグストアからメリーズが消えているのだ。
在庫があるところでも「お一人さま2個まで」の購入制限付きになることが多いとか。
さらに、なぜ、様々な紙おむつの中からメリーズが人気があるのだろうか?
それは、「モレない、ムレない」がキャッチコピーだから。
中国の上海などの沿岸部は海が近いため湿度が高い。
そのためムレることが多いことから、ムレにくいメリーズが好まれるというわけだ。
でも、ふと疑問なのだがこれだけ中国で人気なのならば、なぜ花王は中国で売らないのだろうか。
しかも、値段も日本の倍以上で売れるのである。
さらに、中国はベビーブームのため赤ちゃんの数も多い。
ものすごく儲かりそうな気がするのだが、どうなのだろうか・・
※12月12日現在 追記
Amazonには出品されています。
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