たかじんさん死去に田嶋陽子氏「私を辞めさせないように頑張ってくれた」
やしきたかじんさんが、1月3日に亡くなったことが7日に報じられた。たかじんさんは既に式を済ませているという。
このようにお別れさえさせてくれない逝き方に、たかじん流を感じる人も多いはずだ。
この人、田嶋陽子もその一人かもしれない。
田嶋氏は「たかじんのそこまで言って委員会」でずっとやしきたかじんと同じ空気を共にしていた人の一人。
田嶋氏は、たかじんさんの追悼番組の収録でこう語る。
「いつも話をさせてもらえなくて、『辞めてやる!』 と思ったこともありました。(でも)たかじんさんが打ち上げの席などで、いつも『オレ、田嶋先生大好き!』と言ってくれるのがうれしかった。私を辞めさせないようにと頑張ってくれたんだと思います」と感謝の気持ちを表した。
さらに、たかじんさんから「ラスト・ショー」という歌をプレゼントしてもらったことも告白。それに関しては、「難しくてなかなか歌えなかったけど、一周忌ではぜひ歌いたい」と語った。
ちなみに、田嶋先生は、シャンソンが好きで、歌を交えたトークライブも行う。低音に定評があるようだ。
また2007年には、「Ami~恋人~/アヒルのいいぶん」でCDデビューもしている。
田嶋先生が歌が好きなこともたかじんさんは好きだったのかもしれない。
このたかじんさんが田嶋先生に送った「ラスト・ショー」は男性で初めて宝塚大劇場に男性で初めて立ったときに宝塚に提供している曲である。
この曲は自身が歌ってレコードも出しており、このような曲を田嶋先生に送るというのは田嶋先生を相当思っての事だと思う。
番組では田嶋先生に冷たいが、本当はこのような温かい思いを持って接していたに違いない。
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